2010年04月06日

<菅副総理>「死刑執行」に懸念表明 会談で中国首相に(毎日新聞)

 【中国総局】菅直人副総理兼財務相は3日午前、日中の経済問題などを協議する「日中財務対話」の開催に先立ち、温家宝首相と会談した。米国が切り上げを強く求めている人民元について、菅副総理は「人民元の問題と(バブル経済をもたらす)過剰流動性は関連性もあるので、賢明な判断をされることを期待する」と述べ、柔軟な為替制度への自主的な移行を促した。これに対し、温首相は「貿易の問題は米、日、EU(欧州連合)などと関係するので、一方的に言われることではない」と反論。議論は平行線となった。

 菅副総理はまた、中国側が日本人計4人に死刑を執行すると通告した問題で、「やや日本の場合の基準より罰則が厳しいと思っている人がいる」と懸念を表明。温首相は「中国の法律に基づいてのことだ。何千人もの命を危険にさらす重大な犯罪だ」と述べ、執行への強い意思を示した。

 一方、中国製冷凍ギョーザ中毒事件で容疑者を逮捕したことについて、温首相は「自分が直接取り組んできた。一度として捜査の手を緩めたことはなかった」と成果を誇示。菅副総理が「努力を評価したい」と謝意を示した。今後の経済協力についても菅氏が「日中双方が互いに協力しあって金融危機(後の景気悪化)に対応することが必要だ」と協調を求めた。

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posted by ナリカワ マサアキ at 23:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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