2010年01月29日

誤投与で80歳代男性患者死亡 愛媛県立新居浜病院(産経新聞)

 愛媛県立新居浜病院(同県新居浜市)は24日、胸水貯留による呼吸困難の症状で入院していた80歳代男性患者に別の患者の薬を投与する医療事故があったと発表した。男性患者は死亡した。酒井堅病院長は「薬の名称の確認を怠ったことが事故原因で、誤投与がなければ死にいたることはなかった」とミスを認め、「おわび申し上げます」と謝罪した。

 通報を受けた県警は、司法解剖し、誤投与と死亡の因果関係を調べる。

 病院によると、男性患者とは別の患者の血圧を下げる降圧剤を、看護師が勘違いして今月21日、22日に2回投与。22日午後2時ごろ、男性患者は胸の痛みを訴え、血圧が急激に降下した。23日午後0時45分に死亡が確認された。

 誤投与された降圧剤は、別の患者に対しほかの病院で処方された。この患者が県立新居浜病院に入院し、家族が看護師に薬を手渡したところ、看護師が死亡した男性患者の薬と誤って投与したという。

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<震災障害者支援>法改正含め対応へ 「阪神」で後遺症(毎日新聞)

 阪神大震災(95年)で心身に後遺症が残った「震災障害者」について、中井洽(ひろし)・防災担当相は26日、参院予算委員会で「けがをした方々のその後の気持ちについて、国が配慮するよう関係省庁と協力して取り組みたい」と述べ、現状の法制度改正も含め、支援に向けて対応する考えを示した。

 辻泰弘氏(民主)の質問に答え、「井戸敏三(兵庫県)知事や矢田立郎・神戸市長から陳情があった」とした上で語った。中井担当相は今月17日、神戸市で記者団の質問に「ケアで何かできるのか。一度考えてみたい」と答え、国として支援を検討する意向を示していた。

 震災による重傷者は全体で1万683人(総務省消防庁調べ)に上るが、自然災害で障害を負った人に国などが支給する「災害障害見舞金」は労災1級相当の障害を負った場合に限られ、支給は64人にとどまっている。また、行政が追跡調査をせず、震災障害者の実態は不明のまま。神戸市は昨年末、市内の震災障害者数を少なくとも183人と初めて集計し、実態調査実施を表明。兵庫県も実態調査する方針。【中尾卓英、川口裕之】

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